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屋根の上の武士?SAGANの鍾馗(しょうき)像

SAGAN

SAGANにご来店いただけるお客様から、「お店の屋根の上にいる小さな武士の像は何ですか?」と聞かれることがよくあります。
初めて見る方にとっては不思議な存在かもしれません。
そこで今回は、この「鍾馗(しょうき)」像についてご紹介したいと思います。

鍾馗は、中国の伝説に由来する魔除けの神様で、特に京都では町家の屋根に飾られることが多いです。
その役割は、邪気や疫病を祓い、家を守ること。
江戸時代から広まり、今でも京都(特に五条通周辺や東山界隈)の町家には多くの鍾馗像が残っています。

もともと京都は寺社が多く、寺社の屋根瓦には魔除けのための鬼瓦を設置します。
この鬼瓦によって跳ね返された邪気が町家に降りかかるのを防ぐために鍾馗像が設置された、という説があります(もちろん諸説あります)。
また、『鍾馗(しょうき)』と『商機』をかけ、商売繁盛の縁起物として飾ることもあるようです。

この鍾馗像、実はそれぞれ表情が異なりますので京都の街を散策される際はさまざまな表情の鍾馗像を探してみるのも楽しいかもしれません。

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